麻黄は、アレルギー症状の陽病、陰病どちらにも使えます。
体質的には・・・
交感神経を緊張させていた方が調子が良い人。
具体的には、汗かき体質でない人。
風邪を引いても食欲が落ちない人、筋肉質、炎症体質の人。
つまり、傷寒体質の人でなくてはいけません。
逆に、副交感神経を緊張させていた方が調子のいい人は、
麻黄を使うと、動悸がしたり、食欲が落ちたり、
かえってだるくなったりなどの症状が出やすくなります。
簡単にいうと、交感神経緊張型の人は、麻黄を考え、
副交感神経緊張型の人は、桂枝を考えます。
私は、交感神経緊張型なので風邪のとき桂枝湯(汗っかき)を
飲んでみたら、カラダから力がなくなり、起きられなくなったことがあります。
私の場合は、カラダを動かしたり、緊張するようなことをするこのほうが
体調が良く、暇でボウ―としているとどんどんカラダがだるくなるようです。
自分がプレッシャーをかけられたほうがいいか、
ブレッシャーがないほうがいいかでも判断できます。
前者は、麻黄タイプ、後者は、桂枝タイプです。・・・参考までに。