アレルギーと麻黄4 どんな体質の人に・・・

麻黄は、アレルギー症状の陽病、陰病どちらにも使えます。

体質的には・・・

交感神経を緊張させていた方が調子が良い人。

具体的には、汗かき体質でない人。

風邪を引いても食欲が落ちない人、筋肉質、炎症体質の人

つまり、傷寒体質の人でなくてはいけません。

逆に、副交感神経を緊張させていた方が調子のいい人は、

麻黄を使うと、動悸がしたり、食欲が落ちたり、

かえってだるくなったりなどの症状が出やすくなります。

簡単にいうと、交感神経緊張型の人は、麻黄を考え、

副交感神経緊張型の人は、桂枝を考えます。

私は、交感神経緊張型なので風邪のとき桂枝湯(汗っかき)を

飲んでみたら、カラダから力がなくなり、起きられなくなったことがあります。

私の場合は、カラダを動かしたり、緊張するようなことをするこのほうが

体調が良く、暇でボウ―としているとどんどんカラダがだるくなるようです。

自分がプレッシャーをかけられたほうがいいか、

ブレッシャーがないほうがいいかでも判断できます。

前者は、麻黄タイプ、後者は、桂枝タイプです。・・・参考までに。