昨日のつづき、副鼻腔炎と目の奥の重みの女性。
来店時にもう2人、桂枝加黄耆湯が合う人がいて、
同じように、目の奥の方が痛くなったり、こめかみが痛くなったり、
という症状がたまにでるというのです。
そのうち一人は、荊芥連翹湯に変え、今年の花粉症は、無事発症せず。
もう一人の女性は、先日、こめかみの痛みを完全にとりきれませんでした。
その人にも荊芥連翹湯を飲んでもらうと、
「全然、飲める!」というから驚きと申し訳ない気持ちでした。
昨日の女性も蚊に刺されたときに、桂枝加黄耆湯をベースにするのではなく、
体質改善には、荊芥連翹湯のほうが良かったかもしれない!
腫れた時に桂枝加黄耆湯にしたほうが・・・
漢方の世界の奥深さと、私のスキャンの精度の甘さを痛感!
このことで、あることを発見し、また一つ、レベルアップした実感もあります。
上野芳弘は、日々漢方のレベルアップをしていますので
お付き合いの程よろしくお願いします。