咳5 分泌物があるとき

肺に熱がある、または肺にヒスタミン中毒を発症すると、

炎症とともに熱と分泌物が出てきます。

この分泌物の状態によって漢方を選びます。

麻黄剤を使うのか紫蘇剤を使うのか決めます。

では、見極め方は?

分泌物が多くでて体力のある人にはヒスタミンを抑えるのに麻黄剤、

体力のない人、虚弱体質の人には、麻黄剤は、強すぎるので

ヒスタミンを発散させる紫蘇剤を使います。

紫蘇葉の効能は・・・

・発汗解表作用

・健胃、止嘔作用

・鎮咳、去痰、利水作用

・抗うつ、安胎作用

・魚介類の中毒を治すなど。

アレルギーによる咳によく紫蘇剤を使います。

最近の食を考えるとヒスタミン中毒による咳が増加しています。

その引き金は、風邪。

風邪は、万病の元とはよく言ったものです。