連休明けに多い漢方相談は、胃腸系。
この10連休明けも胃腸系のトラブルの相談が多い。
今回は、嘔吐下痢。
ゴールデンウィーク明けから子供まず胃腸炎。
続いて奥さん、そして本人(父親)。
来店時、「気持ち悪くて吐き気が止まらない!」という。
仕事の合間に来店されている様子なので、時間はないので、
まず、五苓散を一服。
吐き気が治まったの確認し、食欲もないというので桂枝湯を
飲ませてから黄芩湯と考えていたのですが、
実は、背中が痛いというのです。
場所は、ここ!というとやはり、膵臓のあたりが痛いという。
そこで予定を変更して、柴胡桂枝湯を一服。
すると、すぐさま、痛み消失。
仕上げに、下痢もしているというので、黄芩湯。
ここまで飲ませるのに15分!
お腹のギュルギュルも治まり、昼休みの時間に間に合ったと喜んでくれたのでした。
今回助かったのは、背中(すい臓部)の痛みがいいヒントになりました。
・・・やれやれ。明日につづく。