太陽病 体表部に・・・

傷寒論では、病態を六つにわけます。

まず太陽病。

熱でいうと不必要熱。

病気とどこで戦っているのか?

体表部。

つまり、毛・皮膚・筋肉・骨など。

ここでは、内臓を含まない体表だけということ。

では、どの体表部に出るのか?

それは、その人の弱いところにでます。

私の場合は、風邪を引いても頭痛にはなったことがなく、

まず喉に症状がでます。

太陽病にならない人はどういう人か?

内臓・・・肝臓・心臓・胃・腸・肺・腎・膀胱などが弱い人は、

太陽病を引き起こさないというより引き起こしにくいものです。

太陽病状態で使う漢方に桂枝湯、葛根湯、麻黄湯などがあります。