少陰病とはどのような状態か?
病気に対して攻撃する体力はなく、防戦一方の状態。
活動するエネルギーがなく休息状態
積極的に病気を治そうというエネルギーがなく、
全身の体力を作り、消耗を少なくしている状態とも言えます。
では、部位は?
主として体表。
筋肉、皮膚、手足、神経、脳というすべてが休息している状態、
全ての機能が低下している状態です。
例えば、横になっていたい、起きているとしんどい、
クラクラする、よろよろする、目が回るなどの症状です。
体表が主ですが、これがひどくなると、腹部、胸部にも及ぶことがあります。
まとめると、太陰病は、腹部と体表、少陰病は、体表と腹部、胸部までに
症状がでてくると覚えると良いでしょう!(見極めが実は難しいものです)