60代後半男性の左上腕部の痛み。
手を握ると痛いとのこと。
3年前に帯状疱疹になり、それ以来、
左肩、左腕が痛いという。
どこに行っても治らないので来たとのこと。(紹介)
他の病気は・・・
糖尿病、緑内障。
「汗っかきですか?」
・・・「はい。」
「副鼻腔炎になったことは?」
・・・「なります。」
「子供のころ中耳炎になったことは?」
・・・「よくなりました。」
「下痢したことは?」(座っている姿勢を見て。)
・・・「したことありません。」
そこでまず帯状疱疹が治りきっていないことも考え、
桂枝加黄耆湯を一服。
・・・「お茶のよう。」
続いてある漢方を思い切って飲んでもらうと、
・・・「お湯みたい。」(いけたな!)
5分後、「手を握ってみてください!」
・・・「あれっ?痛みがいいみたい。」
仕上げに三焦経上の痛みだったので小柴胡湯。
さらに5分後、「もう痛みはないのでは?」
・・・「ほんとだ!痛くない。」
・・・「ここんち来ると痛くなくなっちゃうんだよ!」(紹介者)
「家に帰って奥さんの顔を見ると皆さん痛み復活しますからご安心を!」
・・・「そうかも?」
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