瘀血に使う生薬4 紅花 

紅花(こうか)は、ベニバナともいいます。

効能

・血を散らしよい血を作ることで痛みをとります。

・欝血による腫れや痛みをとります。

・血のめぐり、ホルモンバランスを整える。

血行不良に使う生薬に・・・

牡丹皮、桃仁、当帰、紅花がありますが、

牡丹皮と桃仁は、陽性の血行障害に使い、

当帰と紅花は陰性の血行障害に使います。

血の道による腹部の痛みを取る力もあります。

紅花と当帰の使い方は、似ています。

では、違いは何か?

当帰は、貧血しているときの欝血、血証の状態が

比較的緩慢な症状に使い、紅花は血症の状態が激しい時に使い、

鎮静作用も働きもあります。