肝臓病4 コレステロールを原料として・・・

≪胆汁≫・・・

肝臓は、コレステロールを原料として胆汁酸を作ります。

1肝臓では、脂肪を消化・吸収しやすくするため胆汁を作ります。

2胆汁は、約10分の1に濃縮して胆嚢に蓄えられます。

胆汁は、胆汁酸20に対してコレステロール1の割合で含まれています。

肝臓の胆汁を作る機能が低下すると、コレステロールを

胆汁酸に変える能力が悪くなって胆汁酸とコレステロールの割合が

13:1くらいになると胆石になるともいわれています。

胆汁の作る機能低下は、胃もたれや便秘などの症状としても現れます。

そのとき、コレステロールが使われないためコレステロール値が

上がる場合もあります。

コレステロール値が高い人は、肝臓の機能強化をすることも大切です。