胃腸病3 両刀使いは・・・

では、苦いものも好き、甘いもの、辛いものも大好きという人は?

このような人は、陽病で考えます。

胃の機能が衰弱している陽病です。

陽病のなかの陽虚証としてとらえればよいわけです。

胃の不調を考える時、陽病の中でも、比較的体力がある陽実証と

虚弱な体質の陽虚証があり、陰病の中でも、働きが鈍っているけれども

体力は比較的ある陰実証、働きも鈍っていてしかも体力がない陰虚証があります。

まとめると4つのパターンがあるということ。

・陽病・・・陽実証、陽虚証。

・陰病・・・陰実証、陰虚証。

病人を見分ける場合は、胃の働きをみます。

働き過ぎか、怠けているか?

そのなかで体力があるかないかを見分けて実証、虚証を判断します。