小便がうすい色の小便がたくさん出る場合は、陰病。
ただし、神経の異常亢進からくる頻尿は、別と考えます。
一方、陽病の小便は、どうなのか?
陽病の場合は、神経性の尿意を催すことが多くなります。
神経が緊張して小便が近いのは、神経性小便頻数(ひんさく)。
腎臓や膀胱の機能低下の状態なのか、神経の異常亢進からくるのかを
見極める必要があります。
問診でも難しいのが、小便が出ていても量まではわかりません。
そこで参考になる問診は、不眠があるか、神経が興奮しやすいかです。
普段は、陽病の状態でも疲労度によって陰病の状態に陥ることが
多々ありますのでその辺の見分けも重要となります。
他には、膀胱炎、尿道炎などの炎症によって近くなる場合もあります。