陽病と陰病7 小便の・・・

小便がうすい色の小便がたくさん出る場合は、陰病。

ただし、神経の異常亢進からくる頻尿は、別と考えます。

一方、陽病の小便は、どうなのか?

陽病の場合は、神経性の尿意を催すことが多くなります。

神経が緊張して小便が近いのは、神経性小便頻数(ひんさく)。

腎臓や膀胱の機能低下の状態なのか、神経の異常亢進からくるのかを

見極める必要があります。

問診でも難しいのが、小便が出ていても量まではわかりません。

そこで参考になる問診は、不眠があるか、神経が興奮しやすいかです。

普段は、陽病の状態でも疲労度によって陰病の状態に陥ることが

多々ありますのでその辺の見分けも重要となります。

他には、膀胱炎、尿道炎などの炎症によって近くなる場合もあります。