10代後半の女の子の生理痛の漢方相談。
おばあちゃんに連れられて来店。
漢方なんか?飲みたくない!という顔をしている。
最近の若い子は、人と話すことが苦手な人が多いようです。
早速質問、「今も痛いの?」・・・「はい。」
「どこが痛いの?」・・・「いつもはお腹と頭、今はお腹が痛い!」
「花粉症はある?」(鼻水の音がわずかながら聞こえたので)
・・・「はい、目頭と鼻水がでます。」
とれあえずお決まりの漢方が飲んでもらうことに。39
「まずかったら言ってね」・・・「これが漢方?甘くて美味しい!」
この時点では当帰建中湯でお腹の痛みを取るつもりでした。
しかし、5分後顔色が変わったので「ところでお腹は?」
「それが痛くないんです?」・・あれっ?これで治った?と拍子抜け。
その後いろいろ話してくれて、気力がなく何もしたくなかったとのこと。
「気が無い=気が流れていない」ということ。
まず気が流れなければ、すべてが始まらないということでした。つづく