食養法1 五味と臓腑・・・

東洋医学において食養の考え方に五行論の

「五味」と「四気」という漢方薬物学の理論があります。

五味・・・酸・苦・甘・辛・鹹(塩辛し)の五つの味に分けます。

そしてこの五つの味は、それぞれの臓器と器官に影響を与えています。

酸・・・肝・胆・目・筋・爪

苦・・・心・小腸・舌・血脈・毛

甘・・・脾・胃・口・肌肉・乳(唇)

辛・・・肺・大腸・鼻・皮・息

鹹・・・腎・膀胱・耳・骨・髪

これらの味の取りすぎは関連する臓器を損ないますが、

適度に取れば、症状を改善することができると考えているのです。