五十肩は、肩関節周りの組織変化や炎症が原因とされています。
現代医学では、肩関節周囲炎と呼ばれています。
50代ぐらいで一番起こりやすく、
40代では、名前をかえて四十肩とも言われます。
経絡では、肺経、大腸経、三焦経の3つの経絡の滞りが複合的に絡んで起こります。
漢方的には、氣・血・水の観点からみてどれが滞っているかなどを見ます。
氣・・・何かを我慢していることによるストレス、精神的負担。
血・・・瘀血または、血の停滞など。
水・・・むくみ、腎の弱りなど。
では、漢方は?
葛根湯、続命湯、桂枝茯苓丸、麻杏薏甘湯、四逆散などを良く使います。
食養では、クズ、シナモン、ショウガ、長ネギ、ベニバナ、サフラン、
アズキ、ハトムギなどがよいと言われています。
四十肩、五十肩は、日ごろの肘の使い方をはじめ肩関節の使い方を
学ぶとよいでしょう!
正しく使えるようになると早く改善します。