腱鞘炎は、パソコン、書き物などの作業をしているひとがなりやすい疾患。
筋肉も経絡と同様に一連のつながりがあり、
手先の使い過ぎだけでなく、肩から背中につながる経筋のどこかに
ひずみがあると腱鞘炎が起こりやすくなります。
関節と関節の間は、きちっとしまっていれば動かしても
炎症はおきませんが、関節と関節の間にすき間が生じると
動かすたびに擦れあって炎症を起こすようになります。
手首の腱鞘炎は、手と手首の間にすきまがあかないように
手首、肘、肩の使い方を覚えてください!
手首、肘、肩の使い方については、店頭まで。
この時期、湿度が多く、気温も上がり、筋肉が脱水しやすく、
その状態で酷使すると炎症もおこりやすくなります。
漢方では、患部に熱があるかないか?を見極めることが大切。
良く使うのは、葛根湯、越婢加朮湯、芍薬甘草附子湯、
四逆散、桂枝加竜骨牡蠣湯などを使います。