30代半ば女性の足首から下が冷えるとの漢方相談。
20代半ばに膀胱炎になり、30代になって再発。
2か月に1回のペースで膀胱炎になってしまうとのこと。
治療薬は、抗生物質を飲んでいたという。
以前にも書きましたが、私も扁桃腺で抗生物質を飲んで、4か月に一回から
ついには、1か月に一回に扁桃腺を腫らし、39度の熱に苦しめられました。
抗生物質は、良い菌と悪い菌の区別がつかず、カラダにとって必要な菌まで
殺してしまうので、腸内細菌のバランスもくずれて免疫が低下してしまうのです。
この人の場合も、私と同じことが起きてしまっているのです。
来られた時の一番の悩みは、足首とくにくるぶしが冷えているという。
膝から下の冷えや痛みは、かなり体力が低下している状態。
こんなときは、まず体力の底上げが必要。
そうで真武湯を飲んでもらうと「生姜湯の味がして美味しい!」とひとこと。
すると、くるぶしが温まった来たと不思議そうにいうのです。
これで少しはカラダが反応したわけですが、ではずっと真武湯でよいのか?
答えは、NO。
1週間後に来てもらうことになっているので、そこで本体を見つけるのが
勝負どころと思っていますが、果たして見つかるか?
おそらく柴胡剤になると予想しています。