40代女性の認知症?の漢方相談。
最近1か月前ぐらいから、車を運転していて道を曲がるのを忘れるとのこと。
また、どこへ行こうとしているか運転していてわかなくなることがあるという。
そこで質問。
「首の後ろが凝っていませんか?」
「はい、最近首が痛くて!」
続いて質問。
「最近、新たな悩みや心配が起こりませんでしたか?」
「はい、言えないですけどあります。」・・・やはり!
そこで、このようなときに飲む漢方を一服してもらうと「味しない!」と一言。
飲み終えてからの5分間は、沈黙が続く。
しばらくして、「なんかリラックスして、首のコリが取れたみたい」と眠そう。
「もしかして、最近眠りが浅いのでは?」
「そうなんです、寝ても途中で目が覚めてしまうんです」
これは、明らかにある出来事が原因で、どうしたらよいのかを
常に考えている状態になってしまい、脳に血液が溜り、
うっ血している状態なのです。
その状態で運転していてもそのことが頭から離れず、道を間違えたり、
どこに行くのかわからなくなってしまっているのです。
いわゆる脳が考えすぎてパニック状態になっているのです。
しばらく、落ち着かせる漢方と、脳のうっ血を取る漢方を持って行ってもらうことに。
このような状態で病院に行くと、
かなりの確率で病気にさせられてしまうかもしれません。