20代後半の女性の漢方相談。
本人の相談かと思いきや6歳の娘さんの漢方相談だったのです。
不思議なもので病気を治すとき病院には本人を連れて行くのが
当たり前であるのに対し、
漢方屋には本人が連れいかなくても漢方を選んでもらえる
という考え方が定着しているのが困りものです。
さらにお母さんも漢方ははじめて。
いたし方ないのでまずお母さんに漢方を飲んでもらうことに。
シソは大嫌いというが試しに39半夏厚朴湯を飲んでもらうと、飲める。
見た感じが24小柴胡湯の証なので飲んでもらうと、
首回りが温かいと実感してもらう。
そこで6歳の娘さんの鼻づまりはどの漢方でとれるかが問題。
汗かきではなく風邪を引いても食欲が落ちないということから、おそらく47麻黄湯。
念のため電子レンジの料理が多いことから2越婢加朮湯も持って行ってもらうことに。
結果はいかに?
越婢加朮湯も飲めたものの鼻づまりは取れず、結局47麻黄湯で良くなったらしい!
このお母さんもきちんと食事を作り、漢方にも目覚めてくれることを望みます。