50代後半男性のじんましんの漢方相談。
刺身を食べた翌日からじんましんがでてきてかゆくて仕方ないとのこと。
病院で薬を出してもらうも赤いポツポツが消えず、時間が経つとかゆくなるという。
確かに抗アレルギー剤は、一時かゆみを抑えることはできます。
しかし、じんましんを抑えているだけで治癒しているわけではありません。
じんましん体質を改善しているわけではないので薬が切れてくると
かゆみが再びでてきてまた薬を飲んで抑えるということの繰り返しになります。
顔やしぐさから安定剤を飲んでいるように見えたので聞いてみると、
夜寝られないので睡眠薬を飲んでいるというのです。
睡眠薬で寝ている人は、自然治癒力や解毒力が落ちてきます。
その結果として魚の毒に反応してじんましんが出たと考えられます。
そこで魚を食べて出るじんましんに良く効く漢方を飲んでもらうと、
じんましん自体は消えませんでしたが、かゆみはなくなったという。
その漢方は、PMSやうつ病などにも良く使われます。
じんましんだけでなく、うつ症状も改善し、よく寝られるようになるはずです。
ずっと飲んでくれることいいのですが・・・・