5才の子供の咳の電話での漢方相談。
遠方なのでお母さんにもラインで顔を拝見したことはありますが
まだあったことがありません。
その息子さんの咳が止まらないとのこと。
いつも風邪を引くと麻黄湯を飲むとよくなっていたのですが、
今回はこじらせてしまい、
咳が長引いてしまったのでようやく私のところへ電話。
どうも病院の抗生物質を飲んでいたらしい。
また咳止めも飲んでいたのです。
そこでいろいろ咳に効きそうな漢方を飲んでもらったのですが、止まりません。
汗っかき体質でないとの情報が間違いかもと気がついたのです。
確かお父さんの鼻がグジュグジュしやすい体質だったのでもしかして?
そのとき副鼻腔炎に良く使う漢方で改善したことがあったのです。
その漢方を飲んでもらうと嫌がらずに飲むというのです。
翌日、咳が簡単に止まったそうです。
ということは、汗なし体質と最初に診断した私が間違いだったのです。
これが電話での漢方相談ではなかなかうまくいかない理由です。
実際に目の前で飲んでもらえば飲み方や顔の表情でわかるものですが、
電話だとその辺がわからないのでそのようなことが起きてしまうのです。
・・・反省!