60代後半女性の花粉症の漢方相談。
症状・・・目頭のかゆみ、鼻の中のかゆみ。
顔色から越婢加朮湯を飲んでもらうと「甘い!」。
その場で目頭のかゆみは、とれたので、3日分飲んでもらうことに。
4日後来店、目頭のかゆみは、漢方を飲むととれるとのこと。
しかし、鼻の中がヒリヒリしてかゆいのは取れないというのです。
ほとんどの人が越婢加朮湯でかゆみは取れてしまいますが、
なかには、取れない人もいます。
顔の表面のかゆみにはよいのですが、体内のかゆみはいろいろあります。
ヒントは、ヒリヒリという言葉。
そこで喉のヒリヒリ、チクチクに良く使う漢方を飲んでもらうと。81
10分後「あれっ!鼻の中がかゆくない。」・・・解決。
風邪のときの喉の痛みだけでなく、
粘膜のかゆみにも功を奏するから、驚きです。
この人は、病院の薬を8種類も飲んでいるので、
体力が落ちているということがここでも証明されたことになります。