情緒不安 なんでも更年期障害?

この時期多い症状が“情緒不安、胸騒ぎ、動悸”です。

40歳超えた女性の場合、病院では、病名は?

ほとんど「更年期障害」と診断されます。

実際に漢方相談に来られる人で30代も多くいます。

そのような場合は、精神不安症と診断される場合がほとんど。

もちろん更年期からくるものもありますが、

それだけではなく、この時期は、環境の変化がある時期。

子供さんの担任が変わったり、クラスが変わったり、

部署や上司が変わったりと4月は変化の月でもあります。

その環境変化に適応することができないときに、

“情緒不安、胸騒ぎ、動悸、パニック、過呼吸”などの

症状が起きやすくなります。

ここでもベースとなる漢方は、半夏厚朴湯と桂枝茯苓丸が

もっともよく使います。

またそのような症状になってしまったら、苓桂甘棗湯で落ち着きます。

なんでも更年期障害と思い込むのはやめましょう!

症状だけを見てほかは考えないことが大切です。