腎臓には糸球体がびっしり詰まっていて、血液を濾過して、
尿細管で再吸収され、腎臓で小便が分泌されます。
その小便をどこで溜めておくかというと、膀胱です。
この膀胱の中は、袋になっていて空洞になっています。
この場合、腎臓が臓、膀胱が腑となります。
ここで面白いのが、肝臓では、胆嚢という袋が一つ。
しかし、腎臓は、左右2つあるので受け取る側の膀胱も2つ。
このようにきちんと対になっているわけです。
陰陽でいうと臓が陰、腑が陽となっています。
経絡の流れからいうと臓は、下から上へ、
腑は、上から下へと流れる方向も決まっています。