実証と虚証4 判別法は・・・

では、どのように判別したらよいのか?

実証の状態は、疲れをほとんど感じないもので、疲れから生じる汗が

比較的すくない体質といえます。

汗が全くでないということではなく、不快感を伴う汗、

病的な汗が比較的出ないという意味です。

対して虚証の人は、疲れやすく、疲れたために出る汗が不快感を伴います。

つまり、出てはいけない汗、または、毛穴を閉じていることができずに

漏れてしまうような汗が出やすい体質といえます。

このようにどんな汗が出るか?が見極めのポイントのひとつです。