漢方を勉強していると良くでてくる言葉に「胸脇苦満」があります。
では、胸脇苦満とはどのような状態か?
胸苦しいとか、脇のところが苦しいという状態が続くと、
肋骨弓下のところがおかしくなり、手で押してみると痛い!
などの苦情が出てきます。
どうして胸脇苦満が起こるのか?
結論からいうと交感神経が亢進して胸部、胸にある臓器の働きも
亢進して働き過ぎの状態が横隔膜に影響してくるのです。
胸部にある臓器は、肺・肝臓・胆嚢・心臓・膵臓・胃です。
胃と膵臓は、胸部より下では?と言う考えもあります。
しかし、一部は、胸部にあるのでここでは胸部内と考えてください。
なぜなら、胃や心臓が悪い時に胸苦しさ、脇に症状が出る場合があるからです。