下剤1の中の桃核承気湯は、便秘ぎみで体力がある人にと説明しました。
私が、試しに桃核承気湯を飲んだ時のこと。
味は、「よだれの味」。
・・・合う人は、甘く美味しいと言います。
明らかに合わないと思いながら1包を飲んでみたら大変!
15分もしないうちに下痢のオンパレード。
それもお腹は、激痛。
便器を抱えていたいとはこのことか、やめとけばよかったと猛省。
しかし、ある時わき腹を強打したときのこと。
抑えていないと痛くてたまらなかったのですが、
そんな時は、桃核承気湯がいいよと皆さんに言った手前、
おそるおそる飲んでみたのです。
味は、無味。
あれっ?以前は、まずくてしようがなかったのに?
またまた下痢かと思いきや、わき腹の痛みが消失!
それでもいつ下痢がくるかとおそるおそる。
しかし、その日下痢は一切しなかったのです。
漢方って必要があれば下痢しないということが実践。
翌日もう一回と思い桃核承気湯を一口飲むと・・・
「まずい!」・・・そこですぐに捨てることに。
カラダは、もうその漢方ではないよと教えてくれたのです。
普段下痢気味の私も強打したときは飲めて痛みが取れ、下痢もなし。
漢方は、そのようなものということをお知らせしたかったのです。