瘀血に使う生薬 桃仁 

桃仁の主作用は・・・活血、駆瘀血、潤腸

桃仁は、どのようなときに使うのか?

うっ血がもとで起こった症状を血毒、血証といいますが、

その血証が発熱状態にあるときに使います。

桃仁は、瘀血により発熱状態を起こしたときとは、

陽病の状態にあるときに使うということです。

桃仁は、実証タイプに使うといいますが、当帰と合わせると

弱い人にも使うことが出来ます。

また、桃仁と大黄、牡丹皮と合わせることで強い人に使うことが出来ます。

桃仁は、ホルモンバランスを整えますので、強い人にも弱い人にも使うことが出来ます。

【桃仁・牡丹皮】瘀血を去る・・・桂枝茯苓丸、大黄牡丹皮湯

【桃仁・大黄】実証瘀血を破る・・桃核承気湯、大黄牡丹皮湯、抵当湯