桔梗2 解熱 

先日の桔梗の効能の1.肺や気管支の解熱について。

呼吸器疾患からくる熱を冷ます作用があります。

たとえば、蓄膿症や副鼻腔炎などの鼻の疾患に

肺に効く桔梗を使い炎症を取り除く作用があります。

荊芥連翹湯などに入っています。

気管支の炎症も熱を持っているため、気管支がムズムズするときや、

喉のイガイガするときに桔梗を使います。

桔梗は、甘草との組み合わせで喉の痛みなどに使いますが、

甘草のアレルギー抑制作用とともに桔梗の働きが増します。(桔梗湯)

風邪などの喉の痛みの強い時、とくにイガイガして唾を飲むのも痛い時に

石膏と組み合わせた桔梗石膏を良く使います。