先日の桔梗の効能の1.肺や気管支の解熱について。
呼吸器疾患からくる熱を冷ます作用があります。
たとえば、蓄膿症や副鼻腔炎などの鼻の疾患に
肺に効く桔梗を使い炎症を取り除く作用があります。
荊芥連翹湯などに入っています。
気管支の炎症も熱を持っているため、気管支がムズムズするときや、
喉のイガイガするときに桔梗を使います。
桔梗は、甘草との組み合わせで喉の痛みなどに使いますが、
甘草のアレルギー抑制作用とともに桔梗の働きが増します。(桔梗湯)
風邪などの喉の痛みの強い時、とくにイガイガして唾を飲むのも痛い時に
石膏と組み合わせた桔梗石膏を良く使います。