風邪3 ずっと寝ていたい?・・・

香蘇散は、虚弱体質や高齢者によく使われますが、

さらにカラダが弱って起きられない、ずっと横になっていたい!

という症状のときによく使うのが、真武湯。

真武湯は、少陰病の葛根湯ともいわれるほどで、

新陳代謝の落ちてしまっている症状によく使います。

普段から低体温でめまい、ふらつき、感覚が鈍くなってしまう人。

どういうことか?

風邪を引いているのに気がつくのが遅く、動けなくなるまで

気がつかず、起きられなくなって「風邪見たい!?」と気がつく人です。

そんなタイプの人は、まず真武湯を飲んでから

桂枝湯を飲むと風邪の症状が良くなります。

また、このタイプの人は、風邪から肺炎になりやすいので早めの

対処が必要です。

肺炎になってしまってもこのタイプの人は、真武湯が良く効きます。