香蘇散は、虚弱体質や高齢者によく使われますが、
さらにカラダが弱って起きられない、ずっと横になっていたい!
という症状のときによく使うのが、真武湯。
真武湯は、少陰病の葛根湯ともいわれるほどで、
新陳代謝の落ちてしまっている症状によく使います。
普段から低体温でめまい、ふらつき、感覚が鈍くなってしまう人。
どういうことか?
風邪を引いているのに気がつくのが遅く、動けなくなるまで
気がつかず、起きられなくなって「風邪見たい!?」と気がつく人です。
そんなタイプの人は、まず真武湯を飲んでから
桂枝湯を飲むと風邪の症状が良くなります。
また、このタイプの人は、風邪から肺炎になりやすいので早めの
対処が必要です。
肺炎になってしまってもこのタイプの人は、真武湯が良く効きます。