高血圧症の原因がどの臓器にあるかを見つけることが大切といいました。
では、それぞれの臓器でどのような漢方を使うか?
良く使われる漢方は・・・
・腎臓性・・・五苓散、当帰芍薬散(貧血、ホルモン)、八味地黄丸(ホルモン)など。
・心臓性・・・苓桂朮甘湯、三黄瀉心湯など。
・ホルモン分泌・・・桂枝茯苓丸、桃核承気湯、
・門脈の欝血・・・・桂枝茯苓丸、桃核承気湯に柴胡剤、加味逍遥散など。
・胃腸・・・・半夏瀉心湯、黄連湯、防風通聖散など。
・肝臓性・・・柴胡桂枝乾姜湯、柴胡加竜骨牡蠣湯、
大柴胡湯、茵陳蒿湯、茵陳五苓散など。
大まかに分けましたが、他にも高血圧症に効く漢方は、あります。
なかなか1処方では足りず、最低2処方の組み合わせが必要な場合もあります。