感情が臓器の虚弱にどのように関係しているか?
怒りやイライラ、腹が立つというのは肝臓、胆嚢に関係しています。
昔から腹立ちを癇癪持ちといいましたが、腹が立ちやすい癇癪持ちは、
肝胆の弱りからきていることが多いです。
心臓が虚弱していると、喜び過ぎたり、笑ったりするものです。
胃腸が弱ってくると、いろいろなことを心配したり、考えたりします。
そして、悲しむ状態が続いてしまうと、肺、気管支を傷めます。
次にいろいろなことが怖くなる、臆病になるという恐れは、
腎が悪くなります。
食べ物の好き嫌いも参考になりますが、
その人の感情の状態がどのようになっているか?の方が
より一層漢方を選ぶときの決め手になります。