胸のしめつけ 今度はめまいが・・・

40代女性の胸のしめつけの漢方相談。

胸が苦しいというので、どのように苦しいのか?

「胸が何かワイヤーみたいなものでしめられているようかな?」

・・・「そう!」やはり。

絶対に間違いないと確信があったのですぐさまそんな時に使う漢方を

一度に2包飲んでもらうと。

「ワイヤーがどんどん弛んでいく~!」

簡単すぎてつまらないと思っていると・・・そこで問題が!

胸のしめつけがとれて10分ぐらいしたら今度は、めまい。

「なんかグルグル目が回ってきた!」というのです。

しまった!それが隠れていたか!

すぐさまめまいに効く漢方を飲んで一件落着!

実は、その漢方を先に飲ませてから締め付けを取る漢方だったのです。

まだまだ勉強不足を感じるとともに、平成最後にそのことに気がついたのは、

ありがたい!明日、新たな時代“令和”に向けてさらに精進しようと想うのでした!

“ありがとう、平成”

“よろしく、令和”

足首の痛み 冷えむくみが・・・

60代女性、花粉症で漢方を飲み始めて一ヶ月。

花粉症は治ったのでダイエットしたいというのです。

そこで腸活から始めることに。

腸活をはじめて2週間、3㎏やせたと大喜びで来店。

今度は、「足首の痛みは漢方では取れないよね?」との質問。

その質問でひらめき、冷えむくみに良い漢方を一服してもらうと、

10分を足首の痛みが消失!ということは、3㎏やせたのは、

むくみの水がでたということ、水さばく漢方でさらにやせること間違いなし!

冷えとヤル気 冷えがあると・・・

冷えとヤル気は、密接な関係があります。

冷えがあってヤル気満々と言う人はいません。

その理由は・・・

冷えると血液循環が悪くなる。

→老廃物、疲労物質が体外に出なくなる。

→カラダが重くなる→ヤル気が起こらない。

→やらねばと思いつつもヅルヅル先延ばしにしてしまう。

このような流れになります。

ヤル気が出ない、カラダがだるい

といった症状が出たら冷え取りをしましょう!

冷えの源 どんなものを食べているか? 

冷えの源は何か?

一番の原因は、なんといっても口に入れる物。

私たちのカラダは、何を食べるか、飲むかでできています。

それも長年の習慣によって蓄積されています。

例えば、水たまりがあり、そこから蚊がわいているとします。

すると、西洋医学的に考えれば、蚊をいなくするには、

殺虫剤をまくことで除去します。

一方、東洋医学では、なぜそこに水たまりが出来たかを考え、

その水たまりを少しずつ吸い取ってしまうことで、その水たまりが

なくなり、その結果、蚊がわかなくなると考えます。

冷えの源になる飲食物を変えることで、冷えもなくなるということです。

何を口に入れるか、いつ入れるか(時間)でカラダは、変ります。

冷えの自己診断 冷えを感じていなくても・・・

冷えを自覚していなくても、不快症状がある人は、

冷えを疑ってみて下さい。

では、どのような症状があると冷えがあるのか?

□のぼせやすい

□顔が赤く汗が出やすい

□暑がり

□暑い日が苦手

□熱い風呂が好き

□冷房が嫌い、または具合が悪くなる

□温かいものを食べたり、飲むと鼻水が出る

□家に帰るとすぐ靴下を脱ぐ

□生理痛、腹痛がある

□温かい飲み物しか飲めない

□甘いものが好き

□果物、生野菜を良く食べる

□めまい、ふらつきがある

これに当てはまれば冷えがあると思ってください。

冷えと古血(ふるち) 冷えをそのままに・・・

冷えをそのままにしておくと、

カラダの至る所にヘドロのような古血がたまります。

発熱も追いつかなくなって冷えを実感するようになります。

そうなると夏でも寒がります。

また、スーパーの冷凍庫や冷蔵庫の前にいくと、

頭痛や、カラダがこわばって痛みを感じるようにもなります。

女性の下腹部には子宮や卵巣があり、男性の下腹部よりも臓器が多く、

複雑ために古血が溜りやすくなります。

古血が溜ると性器の能力が落ち、さらに古血を作るというようになります。

これらは不妊症の原因の一つでもあります。

ふくらはぎの違和感 1年後に・・・

昨日のつづきで70代男性。

カルテをとった記憶があったので聞いてみると。

1年前に耳の痛みで来たことがあるという。

確かに1年前、その場で治り、3日分の漢方を持って行って以来、

来店していませんでした。

「あのとき漢方飲んでどうでした?」と聞くと、

「ああ~、あれで治っちゃったんで」・・・やっぱり?!

今度は、左ふくらはぎが硬く、腰も痛いという。

そこである漢方を一服してもらい10分後、

「あれっ、ふくらはぎがやわらかくなった、痛くない!」

これでまた来ないのだろうな!と思いながら、

またまた、3日分漢方を渡したのでした!

さて、今回はどうかな?

このとき飲ませた漢方は、2種類、なんでしょう?

正解者には、500ポイントプレゼント。

耳の後ろの痛み 首の後ろも・・・

70代男性の左耳の後ろの痛みの漢方相談。

10日ほど前から痛むという。

その他の症状は、いつも首の後ろが張っているのと肩こりがあるという。

まず首の後ろのコリを続命湯でとり、

耳といったら柴胡剤をどれにするかが問題。

ヒントとなったのは、話をしながら首を良く動かすのです。

もしかして肩こりというより、首コリ?

そこで質問、「子供のころ中耳炎になったことは?」

・・・「そんな昔のことは覚えていない!」との答え。

70歳にもなると昨日何を食べたかも覚えていないのに、

子供のころとなると覚えていないのはいたしかたがないもの。

そんな時は、しぐさや考え方をよく観察するしかないので

よくよく話を聞いてみるとかなり“こだわり”がある様子。

そこで小柴胡湯を飲んでもらうと・・・「首があったかい!」

10分後、痛み消失!・・・とりあえず3日分。

その後、その人は、来店はしませんでした。・・・つづく。

 

冷えとほてり 冷えからほてりへ・・・

冷えが血液循環を悪くし、病気の源を作り出します。

顔色や骨格を見て「冷えが原因ですね!」と伝えると、

「足かほてるぐらいだから冷えはない!」と言う人もいます。

足が冷えていなく靴下も脱ぎたいという人は、足がほてっているのです。

足のほてりは、冷えを通り過ぎてさらにカラダの中が冷えている証です。

そして、足を冷やしたまま上半身に重ね着して温めていると、

かえって足がほてることになります。

そのためにほてりは、冷えが進んだ状態、そのままにしておくと、

今度は、極度の冷えを感じるようになるわけです。

その段階の人がどこに行っても冷えが改善せず、当店に相談に来るわけです。

長期間にわたり生活習慣や飲食物の間違いによって

本能も狂い、冷えを感じなくなります。

顔が熱く、足もほてるという人は、要注意です。

これからの季節暑くなると、足を布団の外に出して寝る人も気をつけてください。

必ずカラダのどこかに冷えを持っていますので。

冷えのぼせ 発熱器官は・・・

なぜ冷えのぼせが生じるのか?

実は臓器も関係しています。

上半身にある臓器は・・・

心臓、肺、肝臓、膵臓、脾臓、腎臓、そして脳。

これらは発熱器官になります。

内臓がない下腹部や足は、いつも体温が低く冷えやすいのです。

また東洋医学では、陰陽の気というものを考えます。

陰(涼しい)の気は、下から上にのぼり、陽(温)の気は、

上から下へくだる性質があります。

しかし、陰の気は、冷たいところを好み、陽の気は温かいところを好みます。

よって足が冷たく、上半身が温かいと陰の気は、上に行こうとせず、

陽の気も下に降りようとしません。

このように陰陽の気が動かないと血液も動きません。

冷えは、気と血の流れを悪くしてしまい、酸素と栄養が細胞に

行きわたらずに老廃物や疲労物質を蓄積することになります。

細胞の機能低下が様々な症状の源になるわけです。

まずは、気が正常に流れるようにすることです。