なぜ冷えのぼせが生じるのか?
実は臓器も関係しています。
上半身にある臓器は・・・
心臓、肺、肝臓、膵臓、脾臓、腎臓、そして脳。
これらは発熱器官になります。
内臓がない下腹部や足は、いつも体温が低く冷えやすいのです。
また東洋医学では、陰陽の気というものを考えます。
陰(涼しい)の気は、下から上にのぼり、陽(温)の気は、
上から下へくだる性質があります。
しかし、陰の気は、冷たいところを好み、陽の気は温かいところを好みます。
よって足が冷たく、上半身が温かいと陰の気は、上に行こうとせず、
陽の気も下に降りようとしません。
このように陰陽の気が動かないと血液も動きません。
冷えは、気と血の流れを悪くしてしまい、酸素と栄養が細胞に
行きわたらずに老廃物や疲労物質を蓄積することになります。
細胞の機能低下が様々な症状の源になるわけです。
まずは、気が正常に流れるようにすることです。