漢方では、“汗吐下”といって病気の毒が表面にあるときは汗で、
中にあるときは吐いて、もっと深い時には下痢して出します。
心やカラダから病気の原因となる毒素を出し切って
真の健康になるという考え方です。
不健康なときには、それらの本能が鈍くなっています。
しかし、漢方で冷えとりをすることでカラダが正常になると、
排毒作用が強くなります。
すると、痛みや出血、湿疹、下痢などの症状が出る場合があります。
こうした好転反応を「瞑眩」と言います。
この瞑眩という反応を理解していただかないと、
漢方飲んだらもっとひどくなったという誤解をする人がいます。
その人によってどんな好転反応がでるかわかりませんので、
そんなときは、自分で判断せず、必ず相談してください!
私の経験では、お薬で抑えることをしている人は、
いろいろな好転反応がでる場合が多々あります。