60代女性の便秘の漢方相談。
高校生の時ダイエットを下剤(ピンクの便秘薬)したという。
はじめは規定量で便が出ていたが、だんだん数が増え、
一回に50錠飲むようになったらしい。
これではカラダによくないと思い、今は、センナ系に変えているという。
これを漢方に変えたいとのこと。
私の答え・・すぐには無理なのでいまの便秘薬と併用することを提案。
パッと見て“桃核承気湯”。
部活は、バレーボール、練習しても疲れなかった。
そして、いつもカラダを動かしていないと落ち着かないともいう。
はやる気持ちを抑えながら一つ質問。
「家に帰ると靴下脱ぐのでは?」・・「はい、足の裏が熱いので」
そこで腸活を提案。
小建中湯を飲んでもらうと、お腹が劇的に温まったのです。
なぜか・・・便秘薬で腸が極端に冷えてしまっているのです。
「股関節が痛くなることは?」・・・「今痛い!」
腸の下垂もあるのである漢方を一服。
10分後、股関節の痛みは消失。(股関節といってもパンツのコマネチライン)
・・・若い人たちには、コマネチラインは知らないかな?
さて、どの漢方を飲ませたか?正解者100㌽。
なんでポイント少ないの?
いつも「ひとりごと」を読んでいる人は、簡単すぎるので・・・
腸活したのちにと桃核承気湯で便秘を改善する予定。
それもにしても以前便秘薬を一日150錠飲んでいるという人いましたが、
ひさびさでした。ピンクの錠剤おそるべし。