10歳男子の嘔吐の電話相談。
食べたものを全部吐いてしまうという。
五苓散とくず湯に溶かしてゆっくりと飲むように指示。
その晩は、吐かなかったが翌朝食べたらまた吐いてしまったとのこと。
熱は、37.5℃、というので今度は五苓散の後、
桂枝湯とその子が風邪の時によく効く小柴胡湯を飲んで様子をみることに。
一時は吐かなくなったものの夜になるとまた吐いてしまうという。
よくよく聞いてみると、吐き気止めを飲んだとのこと。
そこで腸が動いていないので腸を動かす漢方を飲んで
少したってから小柴胡湯を飲んでもらうと、ピッタリ。
やはり、胃腸炎の風邪は、吐き気が止まったら腸を動くようにしないと
うまく治らないと実感。住んでいる場所は、もう真夏日になっていたのです。
冷たいものを飲んでいる人は、腸を温めることが大切です。