肩甲骨の痛み ピンポイントに・・・

40代前半女性の漢方相談。

はじめは不眠の相談。

一週間後、よく寝られるが首の後ろが痛いとのこと。

まず続命湯を飲んでもらうも反応なし。

場所をよく見てみると肩甲骨との間のコリと痛み。

そこでまず柴胡加竜骨牡蛎湯を一服。

苦くて飲みづらいというもののすべて飲んでもらう。

10分後、だいぶ楽になったが、まだ一か所だけコリと痛みがあるという。

その場所は、若干、下に移動している。

これが、本体か?そこで質問・・・

みぞおちを押してもらい、「痛くない?」

・・・「痛いし、気持ち悪い!」(やっぱり!)

胃の不調によく使う漢方を一服。

10分後、ピンポイントのコリと痛みが見事に消失!・・・やれやれ。

3肩甲骨

 

 

中指の痛みとしびれ 耳も・・・

50代半ば女性の漢方相談。

症状は、右中指の痛みとしびれ。

しびれがあるというので続命湯。

続いて毎日晩酌をしているとのことで越婢加朮湯。

その場で少し改善したので1週間試すことに。

しかし、まったくダメとのことで再来店。

指の痛みは、腸が関係していることがあるので

小建中湯を一服。少し動きは楽になったもののどうも?

何かヒントはないかいろいろ質問していると

「最近、右耳が痛くなるの!」・・・ピンときた!

そこで桂枝加黄耆湯と中耳炎によく使う漢方を飲んでもらうと。

「これみたい!しびれと痛みが取れた!」

“右指が風邪ひいちゃった!”ということ。

しかし、風邪を治す漢方で指のしびれと痛みが治るなんて!

漢方は素敵!!

喉のつかえ感 喉に何かが・・・

60代後半女性の喉のつかえ感の漢方相談。

喉の違和感というと半夏厚朴湯で何人も治しているので

これは簡単と思っているとそうでもなかったりします。

嫌な予感が的中!(そんな感は当たらないでほしい!)

まず初めに半夏厚朴湯を一服。

つづいて桂枝茯苓丸を飲んでもらうといくらか「いい感じ!」

というので1週間分飲んでもらうことに。一週間後来店。

その表情からすると、「だめだったか!」

そう思ったのは、飲ませた時にいい感じ!はダメということ。

効いてる場合は、「あっ!なくなった!」という感じになるからです。

もう一度どんな感じか聞いてみると・・・

「何かがたまっているような、つかえ感」という。もしかして痰?

そこである漢方を飲んでもらうと・・・「あっ!なくなった!」

こんどこそ正解!さてどの漢方だったでしょう!

正解者500㌽。たまには問題出さないと

・・・楽しみにしている人もいるので。

 

首の後ろのコリ いつもの漢方では・・・

40代女性の電話での漢方相談。

漢方を始めてから5年というベテランさん。

今回、首の後ろのコリがひどく、五苓散と続命湯を飲んでも効かない。

もしかして、風邪?と思い葛根湯も飲んでみるもののダメ。

何を飲めばいいの?との電話。

そこで質問、「喉がヒリヒリ、チクチクしていない?」

・・・「なんでわかんの?」(そういわれてもなんとなくだから!)

「それと鼻水が喉に回って降りてくる!」というので、

「それって後鼻漏ですよ!」

そこである漢方を飲んでもらうことに。

1時間後、首の後ろの痛みと喉の痛み、鼻水が降りてこなくなったとのこと。

血液の水分不足と鼻かぜを引いていたということ。

それにしても五苓散と続命湯をはじめに飲んでおいたのは正解!

5年も漢方でいろいろ治していくと、ベテランさんになるものです。・・・感謝!

親子3代の誕生日 今年も無事に・・・

今日9月25日は、親子3代の誕生日。

母、私、次男の誕生日なんです。

今年も「ひとりごと」にこのことを書けることに感謝!

今まで考えもしませんでしたが、私と母が58回、母と私と次男が28回。

この回数が少しでも長く続くことを願うばかりです。

私も60歳に近くなり、最近老眼になってきました。

目はメガネをかければいいのですが、

老脳にならないように脳を鍛えたいと思っています。

脳は、取り替えることもできないので・・・

その点漢方もまだまだ研究しなくてはなりませんので、

皆さんのお役に立てる「漢方脳」作りに精を出します。

これから進化し続ける“上野芳弘”をよろしくお願いいたします。

 

尿8 頻尿・夜間尿・・・

・頻尿(1日に何回もトイレに行く)

・おしっこが出にくい、残尿感がある、夜間尿がある。

・・・これらの症状は、心臓、腎臓、膀胱の機能低下、血管の老化や筋肉の低下、

ストレスによる自律神経の乱れが考えられます。

ほかには、感染症、結石、前立腺、膀胱がんなどもあります。

夜間尿に関しては高齢になるとしかたがない!とあきらめている人もいます。

夜間尿は熟眠ができないため様々な病気の引き金になりますので

早めに漢方で治しましょう!

夜中10回ぐらいおしっこに起きて寝られないという男性が、

漢方で改善して、肝臓がんの進行も止まった人もいます。

いかに熟眠が大切かがわかる症例です。

熟眠すると自然治癒力が高まりますので他の病気が治っても不思議ではありません。

 

 

 

尿7 多尿・・・

多尿で考えられるのは、単純に「水分の取りすぎ」が原因の場合があります。

水分を取っていないのに多尿の場合もありますが、

心配なのは糖尿病による多尿です。

血糖値が高くなると血液の浸透圧が高まります。

すると血液中の水分量が増えてしまいます。

その結果、尿量が極端に多くなるのです。

「水分を取りすぎるな!」と言われても喉の渇きが激しいので、

取らざるを得ないという場合は糖尿病の可能性が高いので、

すぐに病院で調べてください!

その結果、糖尿病と診断されたらすぐに検査結果をもってご来店を!

冷えからくる多尿や糖尿病からくる多尿どちらも漢方があります。

糖尿病が進行する前に生活習慣、食生活の見直しをしてください。

尿6 膀胱炎も漢方で・・・

水分が少ない濃いおしっこが出ると、尿道に

しみるような痛みや焼けるように痛むことがあります。

その痛みの原因は、尿道炎や膀胱炎、前立腺炎などの感染症。

そのときおしっこが濁っていれば間違いありません。

膀胱炎になりやすい人は、おしっこの出が悪かったり、遠かったりしてないか?

チェックしてみてください。

膀胱炎が癖になっている人は、漢方で体質改善をお勧めします。

膀胱炎というと有名なのが猪苓湯。

猪苓湯を飲んでも改善しないという人は、是非ご来店ください!

あなたに合った漢方を選ぶことで、つらい膀胱炎の症状が

すぐに改善するだけでなく、膀胱炎にならないカラダになっていきます。

膀胱炎の改善は、漢方の得意分野です。

尿5 臭いが・・・

おしっこの臭いのベースとなっているのはアンモニア。

おしっこの臭いは食べたもの飲んだものにもよって左右されます。

といっても明らかに悪臭がする場合は、

何かカラダの中でトラブルが起きているという証。

よく言われるのが甘い臭いがするときは、糖尿病が進行している場合も

ありますので一度検査を受けましょう!

漢方を飲み始めるとおしっこが臭くなったといわれることがあります。

これは、漢方を飲んだことによって悪いものを排泄する力が出たということ。

また、おしっこが臭くなる体質というものがあります。

おしっこの嫌な臭いがなくなる漢方があります。

おしっこの臭いでお困りの方は是非ご来店を!