唇の荒れ 飲まなくなったら・・・

40代後半の不正出血の漢方相談。

その他の症状は、足のしびれ、肩の痛み、食欲不振など。

余分な水をさばき、よい血液を作り、サラサラになる漢方を2週間ほど飲んで改善。

すると、その漢方は、もういらない!という。

具合が悪い時は、指示どおりに飲んでくれますが、

少しでも改善すると、自分で勝手に飲まなくなるという人もいます。

ということでその漢方を抜いてみることに。

すると、2週間後、またその漢方に変えてほしい!というのです。

理由を聞いてみると、その漢方を飲まなくなったら、

唇が荒れて、荒れてどうしようもないとのこと。

確かに見るからに荒れている。

漢方を飲む前に逆戻りですね!というと、

漢方を飲む前は、こんなに荒れなかったというのです。

単に出血のほうに意識があり、気が付いていなかっただけなのです。

漢方は、ひとつの症状の改善だけに効いているわけではありません。

漢方の効き目がわからないときは、一度やめてみることです。

必要な漢方は、自分でわかるものです。