30代前半女性の漢方相談。
治したいのは、肌荒れと便秘と低体温。
座った姿からある漢方を思い浮かぶ。
肌荒れと便秘は、その場では、実感がないので、
他の症状を聞いてみることに、
「今、治してほしい症状は?」
・・・「鼻のなかがただれて痛い!」
これは越婢加朮湯ですぐとれると判断したのですが、
それだと面白くないので、さらに質問。
「子供のころよく鼻血出さなかった?」
・・・「今でも鼻血がでてそれで痛くなった。」
そこで鼻血によく使う漢方を2包飲んでもらうと。
カラダ中が温まり、体温をはかると、36.6℃。
「もう低体温ではないですね!」というと「えぇ-!?」
「ところで鼻を触ってみて!」
・・・「あれ?痛くない、うそ-!」
この漢方はコロコロ便にもよく使います。
最後に越婢加朮湯を飲んでもらうとさらに痛みは改善。