発汗療法 発汗するまで・・・

風邪、インフルエンザのみならず感染症の初期の一発療法があります。

それは、発汗療法です。

代表処方は、桂枝湯、葛根湯、麻黄湯です。

それぞれタイプ別に使い分けるのですが、目的は一つ。

発汗させることです。

漢方を選んだらしていただきたいことがあります。

・重湯をすする。

・服を着る

・湯たんぽを入れる。

・発汗するまでその漢方を飲む。

・一服で発汗したらやめる。

ここで注意点・・・

汗の出方は、じっとりと全身に出る程度で、

汗は、ダラダラでるのは漢方が間違っていると考えてください。

感染症は、何と言っても初めの一服をどの漢方を選ぶかで予後が変わってきます。

そこを間違うと長引いたり、咳が治まらなかったりします。

できれば、一日、遅くても3日までに治すことです。

漢方があっていれば大抵1日でよくなります。

漢方が少しわかってくると飲み散らかすことがありますので

私に確認するようにしてください。