10才男子のじんましんの漢方相談。
来店時は、腕とお腹が真っ赤でかゆみも強いという。
まず、桂麻各半湯を飲んでもらい10分後、
赤みと腫れは少し改善したもののまだ痒みは、治まらない。
桂麻各半湯を飲んでもらうと、一気飲み。
その飲み方を見て、質問、「皮膚の表面が熱い感じがする?」
・・・「熱い!」(触ってみると確かに火照っている)
そこで、そんなときに使う漢方を飲んでもらうと、
「こっちのほうが飲みやすい!」と一言。
10分後、赤みと腫れ、そして熱感も消失してきたのがわかり、
「まだ痒い?」・・・「もう痒くない。」
食事の時も水をよく飲むとのこと。
ということは、ベースは、小柴胡湯?
実際に飲んでもらうと、「美味しくないけど飲める」
この子のベースは、小柴胡湯確定!
花粉症で目のふちがかゆくただれるというので1日1包飲んでもらうことに。
この子は、気温差にも敏感で炎症を起こしやすい体質ということです。
(中耳炎にもなりやすいとのこと)