50代半ば女性の動悸と胸騒ぎの漢方相談。
東日本大震災のときから漢方を飲んでもらっている人。
根っからの心配性。
2011年のときも半夏厚朴湯で改善。
9年たった今でも同じで、今回の新型コロナのニュースを見るたびに、
心配になり、動悸と胸騒ぎ、そしてなんか咳が出そうという。
来店時も動悸と胸騒ぎがするというので、
よく使う漢方を飲んで10分後、
「なんか落ち着いた!」
現在は、半夏厚朴湯を朝1包にしていたのを、
治まるまで1日3包飲んでもらうことに。
1週間後、動悸と胸騒ぎの漢方は、1回飲んだだけで、
飲んでないという。
また、半夏厚朴湯を1日1包に戻すことに。
「この半夏厚朴湯はいつまで飲んだらいいの?」
・・・「おそらく一生飲んでおいたほうがいいですよ!」
「どうして?」
「心配性は、生まれつきで治らないからですよ!」
「半夏厚朴湯がまずくて飲めなくなるまで飲み続けてください!」
・・・「いや、これを飲まないなんて心配!」
「ほら!また言った、心配って!」・・・「あっ!」
三つ子の魂百まで・・・です。