起きられない 頭が気持ち悪く・・・

さて、症状がでて4日目。

朝電話すると、元気のない様子。食欲もなく、起きられない

本人も漢方をこんなに飲んでもよくならず

今までで一番具合が悪いとのこと。

「もうだめかも・・・」と諦めている。

・・・「ここまでやったのだから今日なんとかするから大丈夫!」

と励ましたものの私自身も正直、もうだめかもと弱きに一瞬なる。

午前中、熱も38度台より下がらないので桂枝湯、柴苓湯を飲んで

一瞬熱は、下がるものの今度は、また顔が熱くなり口の渇きが増すとのこと。

そこで白虎加人参湯でほてりが改善するも

だるさが増し、気持ち悪さも増してしまった様子。

これは、なんとかしなくてはとラインのビデオ通話で

顔見ると、目が開いていない。

とにかく頭の中が気持ち悪いのと

右腕の上腕の骨が寝ていても痛いとのこと。

そこで真武湯を飲んでからある漢方を飲んで様子を見ることに。

1時間後、電話してみると、頭の気持ち悪さもとれ、

上腕部の骨の痛いのも取れて、少し楽になったという。

仕上げに柴胡桂枝湯を入れ、このパターンで3時間経ったら

もう一度真武湯と柴胡桂枝湯を飲むように指示して待つことに。

夜7時ごろ熱も下がり起きられるようになったとのこと。

これで山場を越えられたか?・・・明日に続く。

食欲がないのと気持ち悪さ 汗が出たり・・・

症状がでて3日目。

食欲もなく、気持ち悪さもでてくる。

熱は、汗が出ているときは、37度台、

汗が出なくなると38度と行ったり来たり、

熱にも慣れたせいか、そんなにはつらくないとのこと。

食べたくないというので桂枝湯と口の渇きと下痢もしたというので

柴苓湯でやってみることに。

午後になって汗がでて、顔が赤くなり、熱感がまたでてきたので、

白虎加人参湯を飲んでもらうと、汗もとまり、

熱も36.5~36.8度と落ち着く。

しかし、それも2時間ぐらいで繰り返すのです。

あまり食べられないので、小建中湯で栄養補給。

すると、寝る間際になって、髪の毛が逆立つようになって

寝ていても痛いという。

仕方なしにある漢方を飲んで寝てもらうことに。

すぐに痛みはなくなり、寝たものの2時間おきに汗がでて

目が覚めてしまったと翌日、電話。そして、もうだめか?と・・・つづく。

熱と頭痛 頭頂部が痛く・・・

昨日のつづきで、2日目。

手足の冷えとしびれは、なくなったが今度は、

頭痛と右首から肩にかけての痛みがひどいとのこと。

熱は、37度から38度を行ったり来たり。

しかし、食欲も出てカラダは、熱があるわりには少し楽になったとのこと。

前日、取り急ぎ使いそうな漢方を送り、11時に到着。

早速、葛根湯と五苓散、小柴胡湯を飲んでもらうことに。

(葛根湯と五苓散が昨日はなかったのです。)

飲んだあとは、肩の痛みは軽減するものの頭痛は、改善せず。

汗も出たり、出なかったりととても複雑な感じ。

夕方になって口が渇き、顔が熱いとのこと。

そこで、桂枝湯2包とある漢方を1包飲んでもらい、白虎加人参湯を飲んでもらい、

締めに小柴胡湯を飲んでもらうと、

頭痛と口の渇きもとれたので寝て様子を見ることに。

翌日、前日より良く寝られ頭痛も和らいだとのこと。

しかし、今度は食欲があまりないとのこと。

熱は、上がったり、下がったり。・・・つづく。(なかなか手ごわい。)

高熱 手足のしびれ・・・

30代前半男性の高熱の電話での漢方相談。

お昼からだるくなり、2時ごろ40度の高熱。

手足が冷たくなり、しびれているとのこと。

麻黄湯と小柴胡湯を飲んでもらうことに。

熱は、下がりだるさもとれたものの手足のしびれはとれず。

2時間後、また、熱が上がりだしたというので

もう一度同じ漢方を飲んでもらうことに。

また熱は下がったものの手足の冷えとしびれはとれず。

今度は、汗が止まらなく、口が渇くとのことなので

五苓散を飲んでもらうことに。

しかし、五苓散は、切らせたまま。

しかたないので桂枝湯とある漢方を飲んでもらおうとしたら、桂枝湯もなし。

しかたなく桂枝加黄耆湯があったので代用することに。

汗がとまり、熱もまた下がったものの、手足は変化なし。

とりあえず小柴胡湯と桔梗石膏を飲んで、

ペットボトルにお湯を入れて手足にあてて寝てもらうことに。

翌日、電話があり、手足の冷えとしびれは改善。・・・まだまだつづく。

コレステロールと肝臓の数値上昇 2年ぶりに・・・

70代前半女性2年ぶりの来店。

検査表を手にしていたのである程度予想はついていたのですが、

案の定、コレステロールと肝臓の数値が上がってしまったとのこと。

2年前、やはり、数値が高くなり、漢方を1年真面目に飲んで、

数値は、正常になった人。

本人は、数値が良くなったから漢方を飲まなくても大丈夫と思っていたとのこと。

よほど食生活や生活習慣を変えない限り、また上がってしまうことがほとんど。

それほど、食は、カラダに影響を与えるもの。

それと体質が絡み合って様々な病気が発症するもの。

本人曰く、身に覚えがあるという。

結局、出した処方は、2年前と一緒。

指先もまたガサガサになり、股関節も痛いというので温経湯。

もう一つは、胃もたれもまた復活したというのである漢方を

しばらく飲むことに。

今度は、まずくなるまで飲み続けることを約束。

食べ物が変わらない限り、ずっと飲むことになるでしょう!

のどちんこのかゆみ 花粉症なのか・・・

40代半ば女性ののどちんこのかゆみの漢方相談。

ここに来て花粉症かも?

毎年、花粉症でくしゃみ、鼻水、皮膚のかゆみがでるらしいが、

今年は、今までまったくなかったとのこと。

しかし、今回は、のどちんこがかゆくてしょうがないとのこと。

「風呂上りに綿棒使いますか?」

・・・「はい、毎日使っています。」

「最近、おしっこが近くないですか?」

・・・「そういえば何か飲むとすぐ行きたくなるかも?」

まず桂枝加黄耆湯を飲んでもらい、

ある漢方を飲んでもらうと。

「あっ!かゆくなくなった!」

・・・「喉ちんこが風邪引いていたようですね!」・・・チャン、チャン!終了。

お腹の張りと動悸 手足も冷えて・・・

40代前半男性の漢方相談。

症状は・・・

ご飯を食べた後や夕方になると手足が冷え、

お腹が張り、動悸もして痛くなるとのこと。

「今もお腹が張っていますか?」

・・・「はい、縦に張って痛いです。」

・・・「それと肋骨の下も張っています。」

「こんな感じですか?」(絵を書いてみせる・・・下図参照)

・・・「そんな感じです。」

教科書どおりだなぁ~(漢方処方解説・・・矢数道明著)

まず小建中湯を2包飲んで縦ラインのツッパリを取ることに。

5分もしないうちに解決!しかし、手足は温まらない(想定内)

残ったのが肋骨下の張りに効く漢方を一服。

「どんな味がしますか?」

・・・「甘くて飲みやすいです。」

10分後、手足も温まり、張りもすべて取れ解決!

・・・「こんなに早く効くんですか?」

「肩も楽になっていませんか?」

・・・「あれっ、ほんとだ!」

こんなに教科書通りだと簡単で楽なのですが・・・

1腹直筋

顔面麻痺 まぶたと口が・・・

30代前半男性の電話での漢方相談。

症状・・・

左まぶたが閉じず、左口が良く動かないとのこと。

病院に行き、MRI検査を受け、診断は、一週間後のこと。

飲んでいる薬は、ステロイドとB12。

まず続命湯、越婢加朮湯、四逆散が飲めたので試すことに。

試飲のときにあまり反応がなかったようなので、

違うかもと思っていたら嫌な予感的中。

3日後、変わらず、寝るときに左目が閉じないのがつらいとのこと。

そこで、葛根湯と小柴胡湯にある漢方を足して飲んでもらうと・・・

左まぶたが動き出したとのこと。

2日後、電話があり、まぶたもとじて口も動き出したとのこと。

さらに、一週間後、検査結果は、単純ヘルペスとの診断。

結局、漢方を変えてから1週間で完治。

診断結果を聞いて、最初の漢方からすぐに変えて正解だったと

ホッと胸をなでおろしたのでした。

テレワークによるストレスは、思っている以上にかかっているということ。

新型コロナによるストレスは、かなりのもの。

様々な症状を訴える人が増えそうです。

漢方の出番が増えること間違いなし。さらに研鑽しなくては。

グーグル店内ストリートビュー撮影  30分で・・・

昨日、グーグル店内ストリートビューを撮影してもらいました。

カメラは、さぞかしすごいのだろうと思っていたら

あれっ、スマホ?みたいなものなので少し拍子抜け。

しかし、見せてもらうと、360度あらゆるところが写っている。

30分ぐらいで撮影も終え、すぐさま私のラインに転送?

今の時代なんでもできるんだ!とパソコンが苦手な私にはついていけない。

見てみると、店内を歩いているようにすべて写っている。

自分のスマホに触らずに動かすだけで映像も動く。

スマホが自分の目になったよう!これもまた驚き!

そこであることに気が付く。

もう少し店内を奇麗に片づけておけばよかった!と反省。

一度、お客様目線で店内を見なくてはいけませんね!・・・ダメなところが満載。

3か月後ぐらいに編集して「クスリのウエノ」を検索すると見られるそうです。

楽しみにしていてください。

首の後ろのコリ 続命湯を飲んでも・・・

先日書いた小学5年生(耳のふちのかゆみ)のお母さん。

昨日から首のうしろのコリが取れないと電話。

飲んだ漢方は、いつもの半夏厚朴湯、続命湯、桂枝茯苓丸を飲んだとのこと。

普段は、続命湯で治るのに治らない?

ということは・・・

子供の漢方相談の流れからある漢方だと確信。

その漢方を2包飲んでから小柴胡湯を飲むように指示。

15分後、「奇麗さっぱり取れました!」

・・・「最近、妙にお腹が空かなかった?」

「そういえば、食欲がありました、やっぱそれ!」

・・・「そういうことです。」

漢方を飲んでいるベテランさんには、

説明も簡単に済むのでありがたい。

これを初めて読んだ人は、これを読んでも理解に苦しむと思います。

詳しく知りたい方は、是非、当店の漢方会員になってください!

漢方会員の方は、24時間電話対応いたします。

新型コロナの影響で体調不良の電話が殺到しています。

少しでもお役に立てればと思っています。