両足のむくみ 指で押すと・・・

40代半ば女性の電話での漢方相談。

夜7時ごろ、

「大変、両足がすごいむくんで押すと凹んだまま戻らない!」

・・・「外でカラダ動かしたので五苓散と越婢加朮湯を飲んだ!」

「いつもよりカラダ動かして疲れたのでは?」

・・・「そうみたい、帰ってから煎餅を食べたのでエッピかと思って!」

「なかなか出来がいい!でも違うんだな~。」と言ってある漢方を飲んでもらうことに。

治らないと何度も電話してくる人。(すごく心配性なので)

その後、電話はなし。

ということは、むくみが取れたということ。・・・やれやれ。

左膝の痛み 口内炎もできにくくなり・・・

昨日の話のつづき、40代前半女性の膝の痛み。

口内炎もできなくなったが、今度は、左膝が痛いという。

他の症状は・・・

座骨の痛み、寝るときに緊張するとのこと。

さらに右足くるぶしに滑液包炎があり、かなりのふくらみ。

このことから温経湯を1日一回、そして腫れによく使う漢方を1日2回

飲んで様子を見ることに。

1週間後、来店、座骨の痛みと膝の痛みはなくなったとのこと。

右足くるぶしにできていたふくらみもかなり小さくなってきた。

これでふくらみ(滑液包炎)がどのくらいでなくなるか楽しみです。

2日連続の出演、ありがとうございます。

(今日も読んでくれているかな?・・・読んでるよね!)

2日間の出演おめでとうございます。

とともに“ありがとうございます”

・・・出演料は越婢加朮湯を一服で勘弁してください。

口内炎 舌の先が・・・

40代前半女性の漢方相談。

以前より私のひとりごとを熟読しているという。

今回、口内炎ができたので来店したという

とてもありがたい人。

口内炎の場所は、舌の裏は白っぽく、舌の先は赤いとのこと。

辛い物を食べると下痢をするという。

まず最初に飲んでもらったのは、白っぽい口内炎によく使う漢方。

少し苦いけど飲めるとのこと。

「舌の裏の口内炎の痛みはどう?」

・・・「そんなに痛みはなかったけど、今度は、舌の先が痛くなってきた!」

(これは想定内だったので、よくぞ痛くなってくれた!)

そんなときによく使う漢方を一服。

「甘い!」(これもいただきかな!)

5分もたたないうちに「舌の先の痛みはどう?」

・・・「あれっ?もう痛くない。」

「私がいつも書いているフレーズのまま、言いましたね!」

・・・「ほんと、同じこと言ってしまった!」

それから2週間後、ようやく“あなた”のことを書くことができました!

大変長らくお待たせしました!(きっと読んでくれていると思うので・・・つづく)

足の裏の異常 スポンジが・・・

70代半ば女性の足の裏の異常のビデオ通話での漢方相談。

血圧の薬、リウマチの薬、ステロイド、めまいの薬を服用。

他の症状は・・・

便が出た後、冷や汗がでる。

頭痛、下痢っぽい。

「足の裏にスポンジが挟まっている感じですか?」

・・・「なんでわかんの?あとよろけるのです。」

「ふわふわしている感じですか?」

・・・「はい!」

見るからにむくみがあるので、そんな時に使う漢方を一服。

「甘い!」

10分後、「どうですか?」

・・・「何も変わらない。」

念のため苓桂朮甘湯も飲んでもらうとこれも飲める。

1週間後、電話してみると、何も変化なしだという。

そこで質問、「足裏のスポンジは?」・・・「そういえばない。」

「頭痛は?」・・・「ないです。」

「便が出た後の冷や汗はまだ出ますか?」・・・「それもない。」

そこそこ治っているのでは?苓桂朮甘湯ど真ん中?

1日2回飲んで様子をみることに。

1週間後、めまいは少し良くなったとのこと・・・なかなか手ごわい。

喉のつまり 少し下痢もして・・・

中学3年男子の喉のつまりの漢方相談。

以前にお話ししたキリキリの胃痛と太ももの冷えの男子。

これらの症状は解決しているが、今度は喉のつまりがあるという、

もちろん、半夏厚朴湯は一日1回飲んでいる。

顔を見ると目の周りがいつもより少し赤い感じに見える。

そこでよく使う漢方を一服。

5分もしないうちに喉のつまりは解決!

このところ、このような喉のつまり、異物感を訴える学生さんが急増!

コロナ禍での受験勉強は、いろいろな面で神経も使い、

体調不良も出やすくなりますが、

受験生のみなさん、漢方がきっとお役に立ちますのでご相談ください!

こめかみの痛み アイスを2個食べた・・・

40代前半女性のこめかみの痛みの漢方相談。

息子さんの漢方相談をしているときに、

お母さんが「今日は、頭痛が辛くて・・・」

・・・「どこが痛いんですか?」

「こめかみです。」

・・・「アイス食べなかった?」

「えっ?2個も食べた!」(そんなに食べるかな!)

そんな時に使う漢方を一服。

すると、こめかみの痛みは取れたが今度は側頭部から後頭部に痛みが移動。

仕上げに柴苓湯を一服で解決!

左手人差し指の第一関節も痛いというので何も聞かず越婢加朮湯で一発。

最近、太ったというのもあって食生活の乱れが様々な不調を引き起こしている

まずは、「食」を考えて生活をすることが大切です。

顔の汗 急に顔が熱くなり・・・

50代前半女性の漢方相談。

3年ほど前から急に顔が熱くなり、汗が止まらないという。

その他の症状は・・・

胸から何かがサーと落ちる感じがして息苦しくなるという。

右足の薬指とふくらはぎがよくつってしまうとのこと。

キーンという高い音の耳鳴りもたまにするという。

来店時、汗はないが首の後ろが痛いというので、

続命湯を飲んでもらうと、首の後ろのコリは取れたが、

ドーと汗が噴き出して止まらなくなったのです。(これは想定内)

「汗はすごいけど耳鳴りは?」

・・・「あれっ?今してない。」

次にある漢方を1包ずつ混ぜ飲んでもらうこと5分。

「汗が止まった!」

汗がピタリと止まったのはいいのだが、今度は、左右の肩甲骨の上側が

痛いと言い出したのです。(それもあったか!)

そこで息苦しさにもよく効く漢方をとどめに飲んでもらうと。

肩甲骨の痛みもなくなり、さらに顔が涼しくなったとのこと。

1週間後、顔汗と息苦しさも止まったという。

今度は、目のかすみも治して欲しいとのこと。

(それもあるよね!これは簡単!)

PMSイライラ 首肩腰も・・・

30代後半女性のPMSの漢方相談。

症状は・・・

イライラ、首、肩、腰が重く痛い。

めまい、立ち眩み、足のむくみ。

目の中央が見えにくくなると頭痛がする。(鎮痛剤を飲むという)

来店時、生理前でイライラ、首の後ろのコリ、右肩甲骨と腰の痛みがあるという。

見た感じでは、当帰建中湯タイプなので小建中湯をまず一服。

すると、ドンピタリのようでコリと痛みがすべて解決!

念のため当帰芍薬散を飲んでもらうと、苦くて飲めないという。(あれっ?)

次に飲ませたのが温経湯、これも飲めないという。

もう残るはこれしかないと思って、ある漢方を飲んでもらうと、

「これが一番飲みやすい!」

それから1か月後、今回は、PMS症状もなく、鎮痛剤も飲んでないとのこと。

めまい、立ち眩みは、余った水が原因だったのかも?

血不足との直感が外れたかな?

いずれにしてもよくなったので、めでたしめでたし・・・まっ!いっか。

股関節の痛み 10年ぐらい前から・・・

70代後半男性の股関節の痛みの漢方相談。

遠方なのでラインのビデオ通話で漢方相談。

10年前から右股関節が痛いという。

すかさず温経湯を飲んでもらうと、

「お湯みたい!」

5分も他の話をしてから「はい!右の股関節を動かしてみてください!」

すると、飲む前より足上げの高さが高くなっている。

「あれっ!痛みねえ!」

漢方をもう7年飲んでいる人が3人、その人の奥さん含めて4人。

大拍手!

「腰が痛かったり、ふくらはぎがつったりしないですか?」

・・・「それゃ~いつもだから。」(いつもなんかい!)

すると、私が言うまでもなく、漢方を紹介してくれた人が

2つの漢方を溶かし始めたのです。(教え甲斐があるなあ~)

そして、飲み終えて5分後、

「腰の痛みは?」

・・・「腰も痛くない!こんなにすぐ効くの?」

「おじちゃん、漢方って凄いでしょ!」

と漢方飲んでいる3人が得意そうに言う姿を見て、私が一番うれしい!

爪かみ 靴下嫌いで・・

10歳男子の爪かみ。

お母さんの体調が漢方ですこぶるよくなったので

長男の爪かみを治してほしいとのこと。

パット見、すぐに小建中湯?

「靴下履くの嫌い?」

・・・「嫌い!」

小建中湯を飲んでもらうと、「甘すぎて嫌だ!」(あれれ?)

微かな咳ばらいをしたのでまさか?と思いながらも、

半夏厚朴湯を飲んでもらうと、「これ美味しい!」(最近子供の心配症が多い)

ということは、爪かみによく使う苦い漢方を飲んでもらうと、

「お湯みたい!」

そして1週間後来店、「爪かみはどう?」

・・・「それが全くしないんです。」

「では、もう苦くなっていない?」

・・・「苦いけど我慢して飲んでた!」(ほんとにいい子だなあ~)