10歳男子の爪かみ。
お母さんの体調が漢方ですこぶるよくなったので
長男の爪かみを治してほしいとのこと。
パット見、すぐに小建中湯?
「靴下履くの嫌い?」
・・・「嫌い!」
小建中湯を飲んでもらうと、「甘すぎて嫌だ!」(あれれ?)
微かな咳ばらいをしたのでまさか?と思いながらも、
半夏厚朴湯を飲んでもらうと、「これ美味しい!」(最近子供の心配症が多い)
ということは、爪かみによく使う苦い漢方を飲んでもらうと、
「お湯みたい!」
そして1週間後来店、「爪かみはどう?」
・・・「それが全くしないんです。」
「では、もう苦くなっていない?」
・・・「苦いけど我慢して飲んでた!」(ほんとにいい子だなあ~)