胃のムカムカ 家に帰ってから・・・

50代前半女性の胃のムカムカの漢方相談。

他の症状は、頭痛、めまい。

「昨日は、何を食べましたか?」

・・・「めったに食べない牛肉を食べた!」

今朝になって胃がムカムカして吐き気もあるし、

やっとのことで当店まで来たという。

まず真武湯でめまいをとることに。(食べ過ぎも疲れます。)

そして、みぞおちの痛みを柴胡桂枝湯で取ると・・・(胃腸の風邪とみた。)

頭痛とめまいは治ったものの、気持ち悪くなってきたという。

「昨日食べたものが消化していないので吐くしかないですよ!」

・・・「いや、私は吐いたことがないので大丈夫です。」

そして帰宅後、1時間後、どっさり吐いたとのこと。

吐いたらそのあとにある漢方を2種類飲めば楽になります!

といった通りに吐いた後、漢方を水で飲んだら楽になりぐっすり寝られたそうです。

翌日、電話、「なぜ、私が吐くとわかったんですか?」

の問いに、「胃の中に食べたものが残っていると感じたからです。」

「そんなの見えるんですか?」

・・・「いやいや、見えません、長年の経験からです。」(当たったな!)

手汗 冷えもあり・・・

20代半ば女性の冷えむくみの漢方相談。

他の症状は・・・

生理不順

生理痛(お腹と腰の痛み)

便秘

首コリ、肩コリ

にきび、肌荒れ、胸やけなど。

「手も冷たく、手汗が凄いんです!」

どれどれ・・・・握手をしてみると、

確かにヒンヤリしてビョビョ。

まず氣を流し、生理痛の状態から小建中湯を2包飲んでもらうと、

お腹が温まり、手も温まったというので

もう一度握手・・・まだ冷たい!

問診をしていると生理不順によく使う漢方が思い浮かぶ。

その漢方を2種類飲んでもらうと、さらにカラダが温まったというので

もう一度握手・・・変化なし。

しかし、翌日来店。

とても嬉しそうだったので、

「何か良いことあったの?」

・・・「それが・・・」と言って握手を求めるのです。

握手してみると、手は温かく、汗がないのです。

私も思わずニッコリ!・・・漢方って凄すぎる!!

じんましん4 じんましんの漢方を・・・

50代半ば男性のじんましんの続き・・・最終回。

竜胆瀉肝湯を1日1包にして2週間。

じんましんは一回も出ないというのでこれで竜胆瀉肝湯もなしに。

飲んでもらうのは一日1回胃苓湯のみ。

そして、1か月後、頓服も使うこともなかったのこと。

すると今度は、髪の毛が増える漢方が欲しいとのこと。(こんどはそれ?)

以前、越婢加朮湯で腰が軽くなったと反応がでたので、(じんましん1に掲載)

そして、髪の毛・・・あの漢方しかない!

しばらく続けてもらうことに。

最近、唯一苦手な皮膚病の相談が多い。

皮膚病も克服しなさい!ということか?と思い、日々研究はしている。

しかし、様々な要因が絡んているのですぐに改善とはいかないのが現状。

今回もじんましんの漢方をやめるまで結局、3か月。

血液の赤血球が変わるのが120日といわれているので

やはり、3~4か月はかかるようです。

しかし、病院には何年も通いますが、

漢方はすぐ効果は出ないとわかっているはずなのに、

なぜか早く結果を求める人が多い。

今回の人は、よく私の言う通りに我慢して漢方を飲んでくれました。・・・感謝!

 

じんましん3 1か月後・・・

50代半ば男性のじんましんの続き。

1か月間しっかり飲んでもらうこと。

1か月後来店、その間かゆみの頓服の出番は3回だったとのこと。

そこである漢方をやめて2週間試すことに。

2週間後来店、「じんましんは出なかったけど最近、足の親指が痛いです。」

そこでお決まりの漢方を一服。(最初のころ飲ませていた漢方)

5分後、「足の痛みはどうですか?」

・・・「あれっ!痛くない。」(よく聞くフレーズ)

仕事柄外食はやめるわけにはいかないので、

食後1日一回2つの漢方を飲んでもらうことに。

そして2週間後、まったくでなくなったので竜胆瀉肝湯も一日1包に。

これで、でなければ・・・つづく。

じんましん2 どちらかというと便秘・・・

昨日のつづき、50代半ば男性のじんましん。

1週間後、便が出渋ることがあるという。

そこで便秘がちでじんましんによく使う漢方を飲んでもらうと。

「お茶みたい!」(私は苦くて飲めません)

この漢方をベースに1週間、試すことに。

また、1週間後、便はよく出るようになったが、

頻度は少し減った気がするがまだでるとのこと。

(減った気がする程度か!ダメだな。)

もう一度、気を取り直して質問。

「じんましんがでるときどこから出てきますか?」

・・・「足から出てきて上にあがってくる。」(ピンと来た!)

ある漢方を飲んでもらうと、味は問題なし。

これを朝晩1包づつ、そして熱を冷ます漢方を1包で試すことに。

1週間後、「今週は一回もじんましんがでなかった」

これでしばらく続けることに。・・・つづく。

じんましん1 3年前から・・・

50代半ば、男性のじんましんの漢方相談。

3年前から抗アレルギー剤を服用。

風邪を一服で治した人の紹介。(紹介で皮膚病・・・唯一、皮膚病は苦手!)

症状は、かゆみ。

場所は、顔以外全身に出るとのこと。

仕事柄、ほとんど外食。

尿酸値も高いという。

そこで質問、

「じんましんが出た時、盛り上がりますか?」

・・・「はい、赤くなって盛り上がってきます。」

まず越婢加朮湯を一服してもらうと、

腰まで温まり、少し腰が軽くなったということなのでこれをベースに。

問題は、じんましんが出た時に、どの漢方でかゆみを止めるか?

ある漢方を飲めるかどうか試飲してもらい、

飲めたのでかゆみが出た時に頓服することに。

1週間後、来店、やはりじんましんがでるとのこと。

しかし、頓服を飲むとかゆみは治まることが判明・・・つづく。

太ももの冷え  カラダの中は熱いが・・・

さらに昨日の続き。

中学3年男子。

初めの症状は・・・

胃痛と頭痛。

これは、3日後来店の時は、まったく症状が出なかったとのこと。

しかし、カラダの中から熱くなり、

太ももだけが冷たいというのは治らなかったという。

頭痛の漢方は、感覚神経にもよく効くので期待していたのですが、

熱感と太ももの冷えには、効果なしということは???

「便は毎日出ている?」

・・・「毎日でないけど出ると水下痢。」

さらに質問、

「おしっこの色は?」

・・・「茶色っぽいかな?」

そこである漢方を飲んでもらうこと10分。

「あれっ、太ももがあったくなってきた!」

今度は6日後、来店。

すべて改善したとのこと。

・・・(これでまた2年後かな・・・)

 

頭痛 目の奥が痛い・・・

昨日の続きの中学3年男子の頭痛。

胃痛と一緒に取れてしまえばと思ったが、

そうは問屋が卸してくれないよう。

目の奥が痛いという頭痛によく使う漢方を飲ませる前に、

エヘン虫があったので半夏厚朴湯を一服。

「この漢方うまい!」

(コロナ禍で不安なんだろうなぁ~)

つぎにとどめの漢方を飲んでもらうと。

これまた5分もしないうちに目の奥の痛み消失。

とりあえず、胃痛と頭痛を治す漢方を持って行ってもらい様子を見ることに。

そして3日後来店・・・つづく。

胃痛 ヒリヒリ痛く・・・

中学3年男子の体調不良の漢方相談。

2年前に腰痛を治したのでまた来店。

今回はいろいろな不調、まずは胃痛から。

「今痛い?」

・・・「痛いです。」

「どんなふうに痛いの?」

・・・「ギューとしてヒリヒリ痛い!」

まず胃の痛みから治していくことに。

2種類の漢方をまぜ飲んでもらうこと5分。

「どう?」

・・・「痛くなくなった!」

次に頭痛を治すことに・・・つづく。

PMS(目のぼやけ)  夕方になると・・・

昨日の続き、30代前半女性の生理中の目のぼやけ。

頭痛が取れたら夕方5時に再来店時には、

目がぼやけている!というので、

ある漢方を飲んでもらうと「お湯みたい!」

5分もしないうちに「左目のぼやけは取れた!」(右目はダメか!)

・・・「左は、水なので今余分な水を取ったので見えてきたんですよ!」

「右は何ですか?」

・・・「右は、肝臓とか血液の汚れだから難しいんです」

・・・「でも、この漢方で右目のぼやけも取りますね!」

といって飲んでもらうこと10分(右は少し時間がかかる)

「あっ!右目もハッキリしてきた!」

(笑顔の作り方から確信はあった!)

生理中の不調を治すことは、PMSも改善するということ。

来月には、かなり良くなっていることでしょう!