PMS(月経前症候群)2 漢方では・・・

PMS(月経前症候群)は、月経のある女性の2~5割にみられます。

しかし、西洋医学では、原因がわからないため治療が難しいのが現状。

漢方では、卵巣から分泌されるホルモン変化と

その人の体質やそのときどきの体調が原因なので得意とする分野でもあります。

氣・血・水のバランスの乱れをみます。

1瘀血・血虚・・・子宮内膜や骨盤内の血流循環の変化するために起こります。

2水毒・・・月経の2週間前からホルモン量の変化で体内に水を溜めこみます。

3氣・・・これら血・水の陰の異常が氣の異常となります。

また、五臓では・・・

腎・・・子宮の発達を促す。

脾・・・消化吸収や免疫力に影響します。

肝・・・内分泌、自律神経系に影響します。

このように五臓の不調で生理のリズムが狂い、様々な症状を生じます。