最後に水滞について・・・
排卵をすることでホルモン量が変化します。
そのときに体内に水分を貯留されることから水滞が加わることがあります。
また、排卵をすると片側の仙腸関節が弛むことで肩甲骨、頭蓋骨も
弛んできます。
そのときに体内の余分な水が入ってくることで、頭痛、めまい、
嘔吐、カラダの重だるさなどの不快症状が現れます。
どの場所でも、“重い”と感じることがあれば水滞を考えてみます。
≪水滞に使う漢方≫
1当帰芍薬散・・・・頭重感、めまい、冷え、むくみ、肩こりなど。
2五苓散・・・・・・頭痛、むくみ、皮膚のほてり、口喝など(合四物湯もあり)。
3苓桂朮甘湯・・・・めまい、ドライアイ、頭帽感など。(合四物湯もあり)。
4半夏白朮天麻湯・・頭痛、めまいなど。
5当帰四逆加呉茱萸生姜湯・頭痛、冷え、腹痛、股関節の痛みなど。
6呉茱萸湯・・・・・頭痛、吐き気、ゲップ、みぞおちの痞えなど。