東洋医学において食養の考え方に五行論の
「五味」と「四気」という漢方薬物学の理論があります。
五味・・・酸・苦・甘・辛・鹹(塩辛し)の五つの味に分けます。
そしてこの五つの味は、それぞれの臓器と器官に影響を与えています。
酸・・・肝・胆・目・筋・爪
苦・・・心・小腸・舌・血脈・毛
甘・・・脾・胃・口・肌肉・乳(唇)
辛・・・肺・大腸・鼻・皮・息
鹹・・・腎・膀胱・耳・骨・髪
これらの味の取りすぎは関連する臓器を損ないますが、
適度に取れば、症状を改善することができると考えているのです。