ひじの痛み 内側か外側か?

ひじの痛みは、内側か外側が痛いのかで病名も異なります。

内側が痛い場合は、手のひらを上に回す動作のときに痛み、

外側が痛い場合は、手首を内側に動かすときに痛みます。

一般的には、外側が痛む場合は、「テニスひじ」、

内側が痛む場合には、「ゴルフひじ」とよく呼ばれます。

参考までに私の場合は、ゴルフが下手なせいかはわかりませんが、

左ひじの外側がたまに痛みます。

東洋医学では、内側と外側では分けません。

湿度が高いときに痛むか、寒くなると痛むか、患部に熱があるかで

漢方も異なってきます。

この時期は湿度も高いので熱を持っていても、熱がなくても、

余分な水が溜りやすいので、余分な水をとるような漢方を良く使います。

たとえば、越婢加朮湯、防已黄耆湯、麻杏薏甘湯、

芍薬甘草附子湯などを良く使います。